新年会の時に、そろそろ忘年会のことを考えていた方がいい、などと言っていましたが、みんな笑ってたけどさ、ほら、本当に、あっという間に年末になっちゃったでしょ。時間が経つのが、どんどん早く感じられるお年頃の僕です。
ぼんやりと、テーブルの上に横たわっている、ウクレレ、を眺めながらこの原稿を書いています。
今、9月3日、夜10時に、この原稿を書いています。つい先ほどまで、男の僕でも恐怖を感じる位の集中ゲリラ雷雨が僕の住む街を襲いました。
かれこれ25年もこのページにエッセイらしき文章を書かせていただいているワケですが、こうも永く連載していると、何というか、ミョーなジンクスみたいな現象も生まれます。
醤油やケチャップといったシンプルで基本的な最低限の調味料、冷たいお茶、缶ビールが1缶。長ネギが1本と、毎日欠かせない納豆とお豆腐、パスタなどの乾麺類。
えっと、唐突ですが、忙しい毎日の中で、なんとなく自分の若かった頃の姿を思いだす事ってありませんか。
元号が変わってマスコミが大騒ぎしている大型連休の入り口。何を書こうかな、と考えていたんですが、思うところがあって、随分と昔に書いたエッセイをもう一度。
先月は「この号が皆様に読まれる日は新元号が発表される日で、僕のこのゆる〜いエッセイも300回記念の日!」などと浮かれたことを書いてしまいましたが、この号が出る日は、なんと! 新しい年号が実際に使われ始める日なんですね。二か月続けて、自分的にはなんちゃって記念イヤーです。
いつもと少し違う気持ちで書き出している。
このページにエッセイらしきものを書かせていただいて、もう、25年になるけれど、なんだか、自分的に、特別な号になる気がする、300回記念だし。
ひとり暮らしの僕の部屋に、よっこらしょっと母が訪ねて来ました。ビールだのおつまみ類だのを差し入れてくれるのはありがたいのですが、その日はビミョーに手荷物が多い。
我が家が、古い家を建て直して、それまで当たり前だと思っていた和式のぽっとん便所から、洋式の座るトイレに変わったのは、僕も妹もまだ幼い頃でした。
皆様、明けましておめでとうございます。
楽しくお正月を過ごされましたでしょうか。
ハロウィンとかいうお祭り騒ぎが終わった夜更けにこれを書いています。
しかし、あのハロウィンというものは、いったいどんなお祭りなんでしょう。
みなさん、おはよーございまーす!。
と元気な書きだしにしてみましたが、この原稿を書いているのは9月の最後の日の、朝方3時半です。ぼーっと眠いような。
世間のニュースに疎いのは僕の弱点のひとつですが、来年、平成から年号が変わるんですってね。
世間の端っこで生きている僕の要望などどうでもいいのですが、なるべく長く平成が続くといいのにな、と、思ってしまうんです。平成30年は、父が亡くなって30年なんですね。
ここにエッセイらしきものを書かせていただいて、何年くらい経つのかな、と時々考えることがあります。
で、もう約24年。よくもまぁ、みなさん、もう書くのやめろ!飽きた!と言わずにいてくれたと思います。
僕は、何をやっても、人より下手くそです。
人はみんな生まれてから大人になるまで、それぞれの、そして様々な環境の中で何かしら努力をして「これが得意!」ということを見つけると思うのですが、僕なりに努力してきたはずなのにそれが無い。
今にでも梅雨入りするのではないか、という、さらさらと雨が降る午後に、この原稿を書いている次第です。
考えてみると、約25年、毎月連載してきたワケですから、こんなくだらない雑文にせよ、量的にはけっこうな数になるわけですね。
書き始める前から、あー、今回もぬるいハナシになりそうだな〜、と確信しつつ、ま、いつものこっちゃ、という開き直りで書き始める僕です。
左腕を派手に骨折した、というハナシを数か月前に書きました。
ホッピー、という飲み物が大好きです。
当然、お酒です。
これを読んでいるオジサマ達は皆様ご存知でしょうが、ごくまれに、ホッピー?なにそれ?おいしいの?と首をかしげる方もいらっしゃいますので、説明しましょう。
お雛様の日の夜更けに、この原稿を書いています。
この数日、陽気も春めいてきて、ちょっと暖かい日も増えてきたし、
本当に寒がりな僕には春の予感はとてもうれしいことです。
まだ記憶に新しい、ような、そうでもないような、
でも僕にとってはよく憶えている映像があります。
一時期、ニュースやワイドショーで、ずいぶんと話題になった映像。
明日は成人式、という夜更けにこの原稿を書いています。
ここのところ「左腕を関節から派手に骨折した」というようなことを書いてきました。
この三つの食材さえあれば、自分の人生何とかなる、
という食材を教えてください、と聞かれたら、あなたは何と答えるでしょう。常備していないと不安な食材。
先月、左腕をかなり派手に骨折した、ということをここに書きました。
手術をしてネジ的なもので骨をつないで早く治す、という選択肢もあったのですが、体の中に金属を入れる、ということと、入院を余儀なくされるということを鑑みて、自然治癒、の方向を決断したのです。ですが。
いやぁ、骨を折っちゃいましたよ。
左の、いわゆる、二の腕。正式には「左上腕骨近位端骨折」と言うらしいです。骨折の原因は、ここではカツアイさせていただきます、ソンタクしてくださいませ。えーっとですねー、左腕の肩の関節の下の太い骨が、折れてる、というか、不自然に斜めに「割れてる」というカンジです、レントゲンを見ると。
友人が、孤独死というかたちで亡くなりました。
なんだか、ヘンな書き出しでごめんなさい、さわやかな秋だというのにね。ま、皆さんもそうだと思うのですが、親戚の方や友人、お仕事仲間など、身の回りでお亡くなりになった方々はいろいろな関係を含めると、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
ちょっと思うことがあって、過去に書いたものをもう一度載せますね。
知り合いが居酒屋を開店した。居酒屋といっても、立って呑む、いわゆる、立ち飲み屋である。ただしただの立ち飲み屋ではない。その知り合い(以後、ススムちゃん)、なんと以前はおすし屋さんの板前だったヒトだ。
お気に入りの散歩コースがある。
自宅の最寄り駅から三十分ほど電車に乗って、久里浜に向かう。バスに揺られて久里浜港へ。さてそこから、こんどはフェリーに乗って、目指すは千葉の金谷港。これ、かなりゴキゲンなコースです。なんたってフェリー!約三十分程度の航海なんだけど、天気のいい日なんか、もう最高です。ビール片手にデッキのベンチで、潮風に吹かれながら大海原へ。この、「フェリーに乗って三十分」というのがミソです。もうちょっと乗っていたいなぁ、というビミョーな長さ。これがまたいいんですね。
高校の卒業式の日、明日からもう着ることのない制服姿で、卒業証書の筒を持ち、夕方の道を家へ向かっていました。
卒業式は基本的に親も参列することになっており、僕の場合は訳あって父が参列。
当然、この組み合わせなのでまず真っ直ぐ帰るワケもなく、一杯ひっかけていこうぜ、という展開になるのはもっともなことです。
僕の目の前で、度々、人が倒れる。
倒れて、気を失ったり、頭を壁に打って流血したりする。
はいそうです、酒場でのワンシーンです。
取柄、とか、自慢できる過去、というのがほとんどありません。
ま、そこそこ個性的な両親に高校卒業まで育ててもらって、大雑把に言うと、そこそこ平凡に育ってきた、というカンジでしょうか。
ハハが僕のマンションに引っ越してくることになり、着々と受け入れ態勢を整えていた所、引越し予定日の直前になって突然手のひらを返して、僕の妹宅に引っ越し先を変更する、という、時々、予測不可能な行動に出る母。
といったハナシを1月号のこのページで書きました。
行きつけの狭い酒場で呑んでいました。
お客は、僕一人。
あまりにもヒマなので、マスターも、ママも一緒に飲み始めちゃった夜8時。
昼間なのに、もう夕方のように暗い、重たい雲に空が覆われている中、野毛山動物園へ向かう坂道を、ゆっくり登っていました。
こりゃ雨になるな、と思っていたら、案の定、小雨が落ちてきました。
母が引っ越しをしました。
母は、某大手電機メーカーの、独身寮のいわゆる「住み込みの寮母さん」という、のどかな仕事をしていたのです。
16年も務めていたんですよ。
忘年会の最盛期を迎える時期がやってきました。
会社関係の忘年会、お友達との忘年会、家族との忘年会、ま、いろいろと、みなさん、年忘れ、という名目で、宴会を開くわけです。
トイレのハナシになりそうなので、デリケートなヒトはお食事中には読まない方がいいかもしれません。
恥ずかしいな、と思うことが、最近あって、でも、別に悪いことをしてるワケじゃなし、胸張ってりゃいいじゃん、とも思うのですが。
このページにエッセイらしきものを書かせていただいて、早いもので、もう約22年になります。
てことは約270編。
食べ物の好き嫌いがないって、とても幸せなことだと思います。
嫌いな人が一人もいない、というくらい楽しいと思います。
なんつったって、ヒトと食に「嫌」なものが無いんですからね。
先日、いつもの酒場で、常連さんのおっさん達とダラダラとしょうもないハナシをしていて、ま、ダラダラと酔っぱらっていたワケです。
みんな、僕よりかなり年配。
で、何となく、オンナのコ、のハナシになったと思ってください。
お酒を飲まない日、というのが僕にはほとんどありません。
不健康な生活習慣だ、とか、人生の落伍者だ、勝手に飲んで寿命を縮めろ、といった批判やケーベツ視は覚悟の上で書き進めます。
僕はワケあって一人暮らしです。
先月号で、25年間働いた広告代理店を退職して、フリーランスのクリエイティブディレクター、コピーライターになりました、そこんとこヨロシク、といったコトを書きました。
覚えてない?まぁ、そうでしょね。
それはそれで気にしません、そういうの、気にしないんで。
この、中法ニュースがみなさんのお手元に届くのは、確か、毎月1日ですよね。
ということは、この号は4月1日号。
4月1日。
母が、なにやらヘンな行動をしています。
今までの経験上、僕はこういう時、ちょっと警戒モードにはいります。
母のことは、ここで時々書いてきましたが、ちょっと紹介します。
趣味は?と聞かれると、いつも僕は、料理です、と答えるのだが、たいてい意外そうな顔をされる。きっと僕の立ち居振る舞いや風貌と、料理は結びつきにくいのかもしれない。
まぁそれはともかく、僕は料理が大好きで、自分で言うのもナンだけど、ウマいです。
単純に、今何がしたい?
と聞かれると、こう答えます。
ただし、その質問は仕事の将来的なこととか、作品を発表したい、とか、そういう展望的なことじゃなくて、もっと即物的な質問です。