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中山 こずゑ 氏
インタビュー 2019年06月
アジアにおけるオンリーワン、ナンバーワンのMICE施設を目指します。
(株)横浜国際平和会議場 代表取締役社長
中山 こずゑ 氏  
PROFILE
昭和33年2月25日生。昭和57年4月 日産自動車株式会社入社。平成17年4月 同 企画統括部長。平成20年4月 同 ブランドマネジメントオフィス部長。平成22年9月 同 ブランドコーディネーションディビジョン副本部長。平成23年4月 横浜市都市経営局担当理事。平成23年5月 同 文化観光局横浜魅力づくり室長。平成24年4月 同 文化観光局長(平成24年6月〜平成30年3月 株式会社横浜国際平和会議場取締役)。平成30年4月 株式会社横浜国際平和会議場 理事。平成30年6月 株式会社横浜国際平和会議場 代表取締役社長。現在に至る。

──●6月でパシフィコ横浜の社長就任から1年になります。この1年間を振り返っていかがでしょう。

8年間、行政に携わり、また民間に戻って、自分としては自由にのびのびとやらせていただいています。パシフィコ横浜はとてもポテンシャルのある職員が多く、そのポテンシャルをいかに高いレベルで発揮させていくかがテーマだと考えています。また同時に会社としてのビジョンを提示して、いかに夢のある仕事なのかを分かってもらえるように努力しています。

──●中山さんはもともと日産にいらっしゃって、林市長も同じ時期に在籍されていたと思いますが、接点はありましたか。

林さんは当時国内営業の執行役員で私はグローバルの部署にいました。経営会議のファシリテーションも行っていたので役員の方とは面識はありましたが、林さんと直接の関わりはありませんでした。ただし同じ女性としてリスペクトしていましたし、前職からのキャリアで「スーパーセールスレディ」であることは認識していました。

──●その林さんが林市長となり、横浜市への入職を勧められたのですね。

そうですね。マーケティングやブランディングを手がけるブランドコーディネーションディビジョン副本部長を務めていたとき、新しく文化観光局を立ち上げるにあたって、民間企業から人材を、ということでお声がけいただきました。いくつもの伝説をもつ「スーパーセールスレディ」ですから、トークが上手なんです(笑)。夜景を眺めながら「この美しい横浜をもっと美しく輝かせていくことができると思うの」と言われ、私もその気になってお受けしました(笑)。

──●横浜市時代の思い出深い出来事はありますか。

文化観光局というのは、今までにない発想の部署で、新しさが必要でした。イノベーションの成功法則でよく語られる「よそ者、若者、ばか者」論がありますが、私は浦和在住ですから横浜にとって「よそ者」です。「よそ者」からみて、横浜の魅力を打ち出す方策を考えていきました。就任当初、まずシティブランディングをやらなくてはと思い、写真集を作りました。都市間の交流は外交の一つ。海外のゲストをお迎えするとき横浜記念としてこの写真集を活用しました。他部署にもだんだんその効果を認めてもらい、活用法が広がっていきました。写真集は今年パート3が発行されるようで何よりです。

──●さてパシフィコ横浜に話を戻しますと、この1年で認識を新たにしたことはありますか。

パシフィコ横浜は横浜の経済を牽引していく会社だということです。職員にも経済エンジンであるという自負をもって仕事にあたって欲しいと言っています。私たちが一生懸命やれば必ず地元の経済は活性化します。MICE(マイス)産業の裾野はとても広いんです。先日2017年度のパシフィコ横浜の経済波及効果が出ましたが、全国で約2,310億円、神奈川県で約950億円、横浜市で約860億円と推計されます。パシフィコ横浜は、国際会議の開催実績、参加者総数ともに国内MICE施設でナンバーワンであり、文化や学術の振興、次世代人財の育成、ビジネスの創出などにともない高い経済効果をもたらしています。

──●最近は、会議だけでなく大学などの入学式、卒業式にも活用されていて、春の風物詩になっていますね。

ああいうセレモニーは華やかでいいですね。学生の皆さんの晴れ姿を目にするととても微笑ましく思います。皆さんにとって思い出に残る行事の舞台としてパシフィコ横浜の良いイメージを持ち帰っていただくことで、認知度の向上にもつながると思っています。来年以降も日本市場においてはB to BだけでなくB to Cも視野に入れて一般の方々の注目度、認知度を上げていこうと考えています。それが将来的な当社の人材確保に貢献し、ひいては企業力の強化、そして地域経済の発展につながっていくと思います。

──●来春にはいよいよ新施設「パシフィコ横浜ノース」が開業しますね。

ノースは待ち望んだ施設です。というも現在の施設の稼働率は70%であり、準備期間も入れるとほぼフル稼働が続いています。またリピーターのご利用が多く新規案件をお断りするような場合もあるのです。ノース開業で、6,300屬箸いβ震榲スペースが誕生し、新しく多くのお客さまをお迎えすることができます。会議の大型化にも対応でき、用途に応じて最大8分割での利用が可能です。

──●既存施設との一体利用も考えられますね。

場合によってはそういうケースも考えられますし、展示ホールを挟んで大規模な国際会議が2つ同時開催できるメリットもあります。たいていの国際会議は木曜から週末にかけて行われるので、2つ同時開催できるのは大きなメリットです。また大中小42の会議室ができ、学会などの参加者は移動時間を無駄がなくご利用いただけます。身近にホテルもあるので、満足度の高いMICE施設として新しい価値をご提供していくことができると思います。すでに50件を超える国際会議や学会などの誘致に成功しており、内外の注目、ご期待も大きいと感じています。

──●これまでパシフィコ横浜で大きな会議、イベントがあるとき、ホテルがとれなくて都内に宿をとるといったことを聞きましたがホテル不足は解消されそうですか。

ノースを計画した行政時代から条例づくりをはじめホテル誘致には動いていました。横浜市への経済波及効果は860億円ですが、2012年は870億円あり10億減となっています。これは宿泊ニーズに応えられない分であったと分析します。稼働率が90%に達している横浜市のホテル不足解消は大きなテーマですが、みなとみらい21地区には外資系をはじめ新しいホテルが続々と誕生します。ざっと4,000室は増えることになるので、これからは宿泊面でもご満足いただける環境になると思います。

──●最近のトピックはありますか。

私たちは常に、横浜の魅力をもっと発信していくことが誘致にもつながると考え、もっと横浜の素晴らしさをアピールしていきたいと思っています。私は「よそ者」なので、横浜の人にとって当たり前で気付いていない魅力がとてもよく目につくんです。たとえば「臨港パーク」もそのひとつです。海が目の前にあり緑も多い、あのようなスポットはほかにはありません。長年の思いが届いた結果、4月から色々なイベントに活用できるようになりました。すでに4月には「横浜ドッグウィーク」と「ぷかり桟橋フェスタ」が開催され、いずれも多くの方に参加いただき、楽しんでいただきました。

──●最後に今後の抱負をお願いします。

パシフィコ横浜の強みである「会議・展示・宿泊が集積したオールインワン」「景観とアクセスの良さ」「国際会議のノウハウ」に加えて、国際サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の精神をふまえて環境・社会・経済の各分野に配慮したサスティナブルな経営を意識しております。そしてOnly1.No.1のMICE施設を目指します。

(株)横浜国際平和会議場会議センターにて
(3月28日取材)
インタビュアー 福井

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